圧倒的リアル
完全に自分の主観、わたしの勝手な見解なので
不快に思う方がいらっしゃったらすみません…。
ただただ自分の欲を満たすために書きます。
NEVERLAND
EPCOTIA
WORLDISTA
4部作の集大成を飾る「STORY」が発売された。
発売前から繰り返し言われてきた
「圧倒的リアル」という言葉。
楽しみでもあり、少し怖さがあった。
今まで見せてくれていたファンタジーの世界から
一気に現実に引き戻されることへの怖さ。
変な緊張感が自分の中にあって
聴く前から、泣いてしまうことが目に見えていた。
発売前にラジオで音源が公開されたリード曲『STORY』
少プレで初披露された『STAY WITH ME』
そのほかにもラジオで流された曲がいくつかあったけど、わたしはCDが手元に届くまで聴かないと決めて、発売を迎えた。
意を決して聴いたアルバム「STORY」。
聴き終わった頃にはぐっちゃぐちゃに泣いてた。
こんなに泣くか?ってくらい、自分でも引くくらい
わんわん泣いた…。
それからずっと、ずーっとわたしの中の自問自答が止まらなかった。なぜ、こんなに泣けるのか?STORYの楽曲に込められた何にわたしは揺さぶられているのか……??
増田くんの声が、とか
歌詞が、とかそれだけじゃない。
そんなの今までだっていっぱいあった。
でもほんとに今回のSTORYは違った。
わたしの中の何かに触れている、だからこんなに考えてしまうし、何回聴いても涙が出てくるんだ…
そこだけは確信があった。
じゃあ、わたしの何に触れてるのか?
それを突き詰めて考えたとき、
わたしの中でひとつ答えが見つかった。
「誰にも言えずに 行き場所なくしても」
「辛くなるなら 聞かなくていい」
「何かを伝えようとした時点であなたはきっと変わっている」
「絶望に手を出さないで」
「他人に言えないこと 言わないこと 胸にあるだろう」
ぐっと涙が込み上げてくるのがこの歌詞の部分だった。
ここからはわたし自身の話になるけど…
わたしは昔からどちらかというと少数派になりがちだった。
わたしが話すことは
変、重い、深い、考えすぎ、独特、深すぎてよく分からない…
そうやって言われることが多かった。
話を聞いてくれてる相手の頭に?が浮かんでることなんてしょっちゅうで、途中で心ここにあらずみたいな反応や態度をされることもよくあった。
その度に、わたしの話っておもしろくないんだな、
わたしって変なんだな、
なんか空気を重くしちゃうなって思って
わたしの考えとか感じたことを話さなくなった。
NEWSのことで言うと、
わたしには聴けない曲が何曲かある。
見れない映像もある。
みんながいいと言っているものを
いいと思えないときもある。
増田くんの歌に関して、すごく厳しく見てしまうこともある。
わたしはそういう自分が嫌だったり、
あぁ〜またわたしは違う…って落ち込んだりして、
最終的に多数派になろうと必死になって
いわゆる、
〜じゃない方 にならないように頑張っていた。
そんな風に、自分で見えないように、
無意識の中に押し込めていたものを
意識の中に引っ張り出してくる言葉がSTORYの楽曲の中にはたくさん詰まってた。
無意識の中に押し込めてるんだから、
それはわたしにとって考えたくない、触れないでほしい部分。
でもそれを、曲を通して意識せざるを得ないから
泣いてしまう。涙が出てしまう。
こういうときの涙って
嫌だ!やめて!これ以上引き出さないで!
っていう、防衛の意味の涙が多いけど
今回わたしが感じてるのは違う。
〜じゃない方、〜できない、
〜しないこと、〜とは思わない
言えない、言わない………
そういう少数派になりがちな存在も全てNEWSはちゃんと気づいてくれて、それでいいんだよ、そういうことがあってもいいじゃん?ってあらゆる思考を持つ人をぜーんぶを受け止めてくれて、包み込んでくれてるような、
あったかさの中に強さがあるから、
その優しい強さに救われて、安心して、
泣いちゃうんだろうなぁ。
初回の特典映像でも
STORYの企画に応募しなかった人、できなかった人について触れてくれている場面がある。
そういう存在にまで、すぐに思考が行き渡って
ちゃんと言葉にしてくれるNEWSがわたしは好きです。
ずーっと考えて考えて…やっと見つけられた気がします。
ほら、結局こうやって綴っているこの文章がとてつもなく重い(笑)
わたしってこういう人です(笑)
職業柄っていうのも少しは影響してるかもしれないけど、わざとじゃない、あえてじゃない、
自然にこういう風に突き詰めて考えてしまう、
そういう人です。
めんどくさいね、わたしって(笑)
大好きな増田くんの声のこととか
あの曲のあの歌詞が、とか
「戀」について、とか
ひとつひとつ考え出したらきりがない。
でも、それぞれの曲を聴いて
自分がどんな気持ちになってるのか、
なんでそんな風に思うのか、
わたしは考えることでNEWSの曲を
自分の中に落とし込んでるんだと思う。
圧倒的リアルを通して
優しくて、心強い言葉を届けてくれた
STORYの全ての曲。
ありがとう。
最後に、
どうか必ずツアーがスタートしますように。
この大切な曲たちを直接聴けますように…。